公募美術団体 一般社団法人 旺玄会

公募美術団体 旺玄会は公募展「旺玄展」への出品者を募集しております。

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    令和6年度旺玄会本部企画研修及び本部実技研修会の報告内容紹介
     旺玄会所属作家の制作意欲と技量の向上のため、毎年行われている本部企画研修の内容について報告します。

    1 本部企画研修について
     令和6年度の本部企画研修が8月25日(日)に上野の旺玄会本部事務所で行われました。猛暑の日が続く中、大勢の作家の方々が研修に参加されました。

    (1) 研修テーマ  「モダンテクニックを楽しく学び、制作に生かそう」
                  (魅力的なガラスペンの世界を自分のものに)

    (2) 指導者   高桑昌作常任委員   研修補助  酒井勇一委員
               参加者  15名    材料費 1,500円は参加者負担

    (3) 会 場    上野・旺玄会本部事務所   午前10:00から午後4:00まで

    (4) 研修内容・手順
     @はじめに  (研修の意義と人間関係づくりについて)
                (モダンテクニックの理解とその活用方法について)
     A用具の確認及び技法の説明
     Bガラスペンによるハッチングの練習
     Cガラスペンによる抽象表現
      (曲線一筆書きによる画面の分割・デザイン)
      (囲まれた線の中を、練習した線により埋める)
     D昼食・休憩
     E具象的表現による作品づくり
       (キャンバスに線の美しさを意識してハッチングで表現する)
     F合評会  (仲間の作品のよさを理解し、自身の生活に生かす

    (5) 成果  ガラスペンの扱いやハッチングによる表現が初めての参加者も何名かいましたが、ハッチングの技法を
       習得し、集中して作品作りに取り組んでいた。インクのにじみに苦心しながらも短時間ではあったが今後の各自
       の制作に生かせる研修となった。

    (6) 研修風景
    旺玄会本部企画研修及び本部実技研修会

    (7) 作品紹介
    作品紹介
    ★旺玄会 新澤由貴名誉委員の作品が、
     「早稲田大学演劇博物館2024年 新収蔵品展」に展示されます  
     現在開催中の「早稲田大学演劇博物館、2024新収蔵品展」の、後期(4月25日〜5月26日)に、旺玄会の日本画科、新澤由貴名誉委員の作品が展示されますので、ご紹介します。
     同館は、昭和3(1928)年、坪内逍遙の古希と、シェークスピア全集全40巻完成を記念して設立された、アジア唯一の演劇博物館で、100万点に及ぶ世界各地の厖大な演劇関係資料を収蔵しております。
    新澤由貴  新澤由貴画伯と同館との関係は、平成2(1990)年、早稲田大学で「能」に関するオープンカレッジが開催された際に、能衣装の写生をする機会を得たことに始まり、平成5年には、その画業が高く評価され、同館の第3展示室で、「新澤由貴日本画展〜能、文楽への頌歌〜」を開催されており、今日まで長い繋がりがあります。
     その後新澤名誉委員は、文楽座との関係が深くなり、長く文楽の地方公演「プログラム」の表紙絵も担当していたことがあります。
     今回、展示されるのは、第85回旺玄展に出品された「出雲阿国人形振」80Pで、極めて格調が高く、長年「能」や「文楽」に親しんできた新澤由貴ならではの気品に満ちた美しい作品です。
     第90回記念旺玄展の会期中ですが、日本が世界に誇る演劇博物館と共に、古典芸術の雰囲気を今に伝える新澤芸術の魅力に触れてみては如何ですか。

     新澤作品が展示される、後期の「新収蔵展」は、
    ・会 期:4月25日(木)〜5月26日(日)
        但し、5月3 日(金)〜6日(月)は休館日
    ・所在地:〒169-8050
         東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学早稲田キャンパス内
    ・アクセス:・JR山手線・西部新宿線 高田馬場駅(早稲田口)より
           早大正門行き 終点、徒歩2分
          ・地下鉄東京メトロ東西線 早稲田下車 徒歩約7分
    ◆ これから公募展を目指す方
      迷わず、「人を育て、伝統を未来に繋ぐ」旺玄展に
     新年おめでとうございます。
     これから公募展を目指す上で、どの団体が良いか、選択に迷っておられる方はありませんか。
     そんな方は、是非「旺玄展」を選ぶことをお勧めします。
     旺玄会は、今年90回の記念展を迎える、伝統ある画壇の名門です。
     しかし、そうした古い団体にありがちな因習はなく、創立以来、作家の自由な
    発想を大切にし、極めて公平な審査で定評があります。

     

    ◆ 作品本意、出品者を大切にする団体



     旺玄展を一度でもご覧になった方はご存じかと思われますが、一般出品者の作品も、その作品の良さが最も生かされる場所を選んで展示されており、作品によっては、会幹部や会の代表的作家と並んで展示されることもあります。
     往々にして大きな団体では、幹部や主力作家の作品ばかりが優遇され、一般出品者の作品が、粗末に扱われるところがありますが、旺玄会は違います。
     また、旺玄会では、一般出品者でも、受賞した作品には、展覧会終了後、毎年銀座で、「受賞作家選抜展」に出品するチャンスがあり、その後も、個々の作家を大切に支援する雰囲気があります。
     今の所、首都圏に近い方しか利用出来ませんが、東京東上野にある旺玄会の本部事務所では、石膏デッサンや人物デッサンを始め、毎年技法講座が開かれており、世代を超えた仲間と学ぶチャンスがあります。

     

    ◆ 10号から応募でき、大きさによらず評価する団体



     また、公募展では、大作を描くというのが常識でしたが、旺玄会では、昨年から、10号からの応募を受け付け、受賞の対象にもすることにしました。
    (版画については、既にサイズ制限は設けておりません。)
     これには、二つの意味があります。一つには、絵は大きいだけが能ではないということがあります。美術史上、名画と言われる作品に、意外と小さな作品が多いのをご存じですか。もう一つは、今は小さい作品しか描くことができなくても、出品を続ける中で、大きい作品を描く技術が自然に身につくことを意味しており、素質があり意欲のある作家には、是非早くから仲間になっていただきたいと云う会の要望でもあると云うことです。

     

    ◆ 様々な画風を受け入れ、個性を伸ばす団体



     今年は、90回の記念展を迎えますが、旺玄会の歴史が分かるようなパネルや過去の文部科学大臣賞受賞作の作品展示もあり、それらを是非ご覧頂きたいと思いますが、旺玄会が創立以来目指してきたことは、現在会是となっている「画の探求、我の調和」と云うことです。
     旺玄会では、特定のイズムを奨励してはおりません。各々の作家が、自分の感じた美を、人々に伝えたい美を、より良く表現することを奨励しております。
     また、何よりも人の和を大切にしており、芸術上のディスカッションは別として、争いの無い、環境作りを目指しております。
     まだ、応募する団体を決めておられない方は、是非旺玄会に出品して下さい。
     ご関心のある方は、このHPのメニューから、「公募について」タブを開いてご覧下さい。応募書類の請求が出来るようになっております。
    ◆秋山泉様(会員)が日本版画会展で新人賞受賞 
    タンボチェの朝  第六十四回日本版画会展において、秋山泉様が初めて出品され、二点入選されました。またその一つが新人賞を受賞されました。

    題名:凍てつくタンボチェの朝
    版画:シルクスクリーン サイズ10P
     作品について秋山様のコメントを紹介します。
    「ミレニアム新年はエベレストの見えるところで迎えよう!」を合言葉に向かったネパールエベレスト街道をゆくパタールトレッキング。高山病になり、カラパタール(5545m)登頂を諦め一人下山。パーティ合流地点のタンボチェ(3867m)で一人静かに迎えたマイナス10℃の凍てついた朝。霜の花が咲いた窓から仰ぎ見るクンビラ山頂(5761m)は静かに輝いていました。

    なお、この展覧会では、高橋孝夫様(会員)が会友賞を受賞されています。
    ◆ 田中紘子常任委員によるチラシ元絵作成
    旺玄会  第九十回記念展用のチラシ作成に当たり、田中紘子常任委員に、そのべースとなる絵を描いていただきました。そのコンセップと絵の全体構成について紹介いたします。
    (コンセプト)
    旺玄会の九十年の伝統を未来につなぐ路、道、みち、道路の白線が地面の上を進んでいく。歩道、車道の境界線もあいまいの線、その中に、歴史の流れ、時の流れをすべてその先へと呑み込みながら続いていく。
    (全体の構成)
    九十年の文字を画面(A4)はみ出すくらいに入れ、下地に九つの輪を描き、一つが十年で、九つの輪を描き、九十年の意味を表す。地の色は黒、道は赤、もう一つは地の色は青、道は緑とした。
    過去の旺玄会の図録や様々な印刷物は赤系統を基調としていることから、地の色は黒、道は赤を選びデザインを検討しました。
     なお、チラシの裏面は、白黒とし、主なお知らせ事項をのぞいたスペースには、片山副会長がまとめられたパネル原稿を簡略化し記載しております。これをじっくりと読むと九十年の歴史、そして旺玄会が何を大事にしてきたかがよくわかります。今回のチラシは保存版です。
    ◆ 第90回記念旺玄展 募集要項が決定しました。
     来年は、第90回記念展となります。長い伝統を未来つなぐ旺玄会です。
    記念展として、過去に文部科学大臣賞を受賞された方や若い作家の最新作を展示するほか、90年の歴史の中で何を伝えてきたか、そして未来に向けてどう進んでいくか、座談会も企画しております。
     是非、多くの方が出品され、仲間に加わっていただきたいと願っています。

     第90回記念(2024年)出品規定はこちら
    ★速報 第28回全国「かまぼこ板の絵」展覧会(2023年)に受賞
    第28回全国「かまぼこ板の絵」展覧会に片岡美男さん(常任委員)が優秀賞を受賞されました。
    平成7年に森の中の小さな美術館から「絵はいつでも誰でも、なんにでも描ける。」を原点に始められ、
    今年で28回目となりました。全国及び海外から届いた応募作品6,355点の中から優秀賞10点に選ばれた
    作品です。かまぼこの板に描かれた心揺さぶる絵画をご覧くださいませ
       第28回展覧会テーマ「届けたい想いがあります」
    開催期間  令和5年7月15日(土曜日)〜令和6年1月14日(日曜日)
    場所    西予市立美術館ギャラリーしろかわ(愛媛県西予市城川町下相680番地)
    開館時間  午前9時から午後5時まで(午後4時30分受付終了)
    休館日   毎週火曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始
    入館料   一般500円、高・大学生300円、中学生以下無料

    かまぼこ板の絵」展覧会
    ◆ 旺玄展に入選して、授賞式懇親会に参加しよう
      先輩作家や同期入選者との楽しい交流が待っています
     3年間猛威を振るったコロナ禍も、どうやら終末の時期が近づいてきました。
     無論感染症ですから、油断は禁物ですが、普通に活動出来る状況が開けてきたということです。
     旺玄会では、昨年の第88回旺玄展から東京都美術館での本展開催を開始しておりますが、授賞式懇親会については、感染防止を意識して、美術館講堂における授賞式だけを行い、コロナ以前、大きな盛り上がりを見せていた懇親会については、残念ながら見送らざるを得ませんでした。
     今年の第89回旺玄展では、その懇親会を復活させる方針が決まりました。
     会期2日目に当たる、5月21日(日)17時から、旺玄展開催の東京都美術館に程近いレストラン「上野精養軒」で、盛大に開催する予定です。
     参加費は10,000円、地方からの方は、この他に交通費等も掛かり、経済的負担が掛かりますが、会場では、絵を志す様々な人達との貴重な交流があり、その後の絵画人生にとって得がたい体験となることをお約束します。旺玄会 従来は、入選通知の際、返信用のハガキを同封して、出欠の確認をしておりましたが、到着迄に時間がかかりすぎる昨今の郵便事情と、スマホの急速な普及状況に焦点を合わせて、QRコードで出欠の確認を行う方式を導入することに致しました。
     無論スマホを持ちでない方のために、FAXや電話でのお申し込みも出来ますが、これにより、迅速に出欠の確認や、名札など受付の準備が出来るようになりました。スマホをお持ちの皆様は今からQRコードに慣れておいて下さい。
     また、作品搬送費の高騰等で、出品しにくい状況を打開するため、今年から、出品サイズを10号以上としました。  大作でなければ表現できないような作品もありますが、美術史上、評価の高い作品を見ると、想像以上に小品が多いことに驚かれると思います。  要するに絵は大きさだけではないということです。
     審査では、そう言う小さくても、優れた作品を見逃さず評価したいと考えて おりますが、陳列の際も、小さいことで損をしないよう、十分配慮をさせて頂きたいと思います。
     もう一つ、小品部門を設けておられる団体もお見受けしますが、旺玄会の場合は、小品部門ではなく、大作と同じ部門であり、平等に、賞や会友推挙の対象に なると云うことが大きな特徴です。
     どうか多くの、絵を志す方々の応募を心からお待ちしております。

        一般社団法人 旺玄会 副理事長 片山 聖三
    ◆ 旺玄展が小さなサイズにも門戸開放
      洋画・日本画は10号から、版画は下限なし
     新しい出品規定では、洋画・日本画の出品サイズを、これまでの20号以上から10号以上、6号以上となっていた版画の出品サイズを下限無しに変更されております。
     洋画・日本画で10号以上とした理由にはいろいろありますが、一つには、現在大型作品の輸送費が高騰し、特に地方からの出品が難しくなっている事情があります。
    もう一つ大きな理由としては、絵画の本質的な問題として、「大きさだけで評価されるものではない」ということです。美術史上有名な作品でも小さな作品が多数ありますが、中でも20世紀の前半に独特の幻想的空間を表現して人々をあっと言わせた、サルバドール・ダリの代表作、固いはずの懐中時計がだらりと折れ曲がった「沈黙の固執」という作品は、24.1cm×33cm、つまり4号大の作品だったのは驚きです。
     旺玄会自身の経験としても、10年以上前になりますが、東京都美術館が改修工事のため、第76回展と第77回展を上野の森美術館で開催した際、10号〜30号で募集したことがあり、その時、小さくてもよい作品が多数応募され、「絵の価値はサイズの大小にはよらない」ことを実感しております。
     それにも係わらず、公募展がこれまで大型作品を中心に募集してきたことは、大きな展示会場における会場効果ということがあります。
     また、大型作品の制作には、小型作品を描くのは別な高度な技術があり、専門作家の展覧会では、やはりこうした面も考慮に入れる必要があると云うことで、これまで大型作品に拘ってきましたが、これらは、学習可能な技術であり、会の仲間となって、研鑽を重ねることで十分習得できるとして、今回の決定となりました。
     また、版画がこれまで6号以上としてきたのも、大型作品が林立する展覧会に於いて、一定の大きさを求める考えから発しておりますが、これも、現在は、版画のみの展示室を設けていることから、サイズに拘る必要性はなくなっており、小さくても優れて作品に、門戸を拡大したわけです。
     小作品の募集と云うことでは、一般の公募とは別に、「小作品部門」として募集している団体もありますが、この場合は、審査などは別に行われ、そのままでは、良い絵を描いていても、会員・会友に推挙されることはありません。
     しかし、旺玄会の場合は、10号で出品しても、大型作品と同じ審査の場で評価を受け、賞の対象にもなり、その後の出品で成長が認められれば、会友推挙、更には会員推挙の道も開けております。
     旺玄会は、作家を大切にし、作家を育てる団体です。意欲ある方々の出品をお待ちしております。
    ◆ 鉛筆による石膏デッサン・アグリッパー 旺玄会事務所で開催
     8月28日、第1回旺玄会本部定期研修会が開催されました。昨年の9月に、新しい事務所に移りましたが、この事務所を利用した石膏デッサン講習会です。  今回のテーマは、「アグリッパ」、5名の皆さんが参加されました。

    石膏デッサン・アグリッパー 旺玄会

     講師は、高桑昌作常任委員、酒井勇一委員です。皆さん一心不乱に、石膏像に向かい合っていました。 今後の計画は、次の通りです。是非参加してください。  第2回 静物デッサン「ガラス器」を描く   9月11日(日)*
     第3回 石膏デッサン「ビーナス」     10月9日(日) *
     第4回 静物デッサン「果物を描く」    12月11日(日)
     第5回 石膏デッサン「女性半身像」     1月22日(日)
     第6回 生物デッサン「花を描く」      3月12日(日)*
                    *は第2日曜日
    会場   旺玄会本部事務所
         〒110-0015 東京都台東区東上野6-23-5 第2雨宮ビル7階 702号室
    費用   無料
    申込先 旺玄会本部または高桑常任委員・酒井委員まで、お申込みください。コロナ禍の為参加者を10名以内としております。
         旺玄会本部  080-4855-3767
         高桑常任委員 080-5007-1466  酒井委員 090-7198-3500
     また、このほか“古典技法「メタルポイント(銀筆・銅筆)」を楽しもう”は9月25日に予定されています。参加費用は2500円。欠員補充登録については上記にご連絡を。
    ◆ 公募展、出品先でお悩みなら
       迷わず、第八十八回旺玄展へ!
     この二年間、各公募団体は、展覧会を開催出来たところ、開催出来なかったところと様々ですが、その間に会の求心力が低下し、生気を失った団体も多数見受けられます。
     旺玄会も、コロナに苦しめられた事情は他の会と同様ですが、会報や公式ホームページを通して、会情報が隅々まで浸透していること、常任理事会を中心とした運営組織が、最近重要視されているデジタル手法によって情報を共有しながら、適時適切な対応に努めており、外部環境の変化に対しタイムリーに適応する備えを持っております。
     また、創立以来、公平な審査と、表現やジャンルに対する柔軟な姿勢を貫いていること、会是である「画の探求、我の調和」が全会を通じて浸透し、常に相互研鑽すると同時に、無用な抗争を回避する会風が定着しております。
     この中で、「画の探求」を継続してきた成果は、着実に実を結びつつあり、昨年は、熊谷守一大賞展、鋸山美術館コンクールでグラン・プリを受賞したのを筆頭にいろいろなコンクールでの授賞者、入選者を多数輩出しております。
     以前、「旺玄会を一言で、表現するとしたら、どんな会でしょうか」と、外部の方から聞かれて、 「絵の上手な人はたくさんいますが、エライ人は一人もいません。」と応えた幹部がいますが、けだしこれは名回答で、旺玄会の実態を表しています。
     無論、役割上で、「長」の付く人はいますが、「エライ人」とは、「威張る人、権威ぶる人」とでも云ったら良いでしょうか。そういう人はいないということです。
     切磋琢磨する仲間がいて、伸び伸びと絵が描ける環境、そういう応募先をお求めなら、迷わず、旺玄会をお選び下さい。
     応募される際は、このホームページの「公募について」から「出品のお申し込み」の所定欄に記入されることで、旺玄会本部に繋がり、出品関係の資料が送られる仕組みになっております。
     この欄は、ご質問にも使えますので、自由に、ご活用下さい。
     五月の搬入の際は、多くの意欲ある方のご応募を期待して下ります。
    ここをクリックすると「公募について」にジャンプします
    ◆ 第八十八回旺玄展 開催に向けて力強く準備開始、
      自信を持って、力作のご出品を!
     旺玄会では、一月二十六日、二十七日の両日、所属作家と直近三年間の入選作家に、「第八十八回旺玄展」の出品関係資料を発送し、展覧会準備が本格的にスタートしました。
     搬入は、五月八日、九日の両日、会期は、五月二十日から二十七日、東京都美術館ロビー階の第1〜第3展示室で開催されます。
     多くの公募団体同様、旺玄会もここ二年、コロナに振り回されました。
     この辺の事情については、既にこのホームページで詳細にご説明して参りましたが、昨年、3箇所分散とはいえ、第八十七回旺玄展の全入選作品を展示し、ともかくも、コロナに負けなかったと云うことは、大きな自信になりました。
     そして今年、オミクロン株の跳梁で、感染者数が急拡大しておりますが、これまでと違う点は、感染対策は継続しながらも、社会・経済活動を止めてはならないというのが、政府や自治体の方針であり、旺玄会も、第八十八回旺玄展を、何としても東京都美術館で開催するのだという、固い決意で臨んでおります。
     どうか、出品者の皆様、ステイホームの中でひたすら「画の探求」に努めてこられた研鑽の成果に発表の場を与えて下さい。
     昨年の第八十七回旺玄展では、出品者の側に、「今年は本当に旺玄展が行われるのだろうか」という迷いをお持ちの方がおられたこと、複数の搬入代行会社が、作品引き取り時期を早めた結果、搬入が間に合わなくなった方が、少なからず発生したと云った情報を耳にしております。
     今年の場合は、是非そうした疑心暗鬼な迷いは払拭して戴き、作品を早めに制作することで、搬入が間に合わないと云った残念な結果とならないよう、ご準備をお願い致します。
    ◆ 旺玄会が本部事務所を移転しました
       法人化10年を経て、一層の機能充実が狙い
     旺玄展を主催する、一般社団法人旺玄会が、このほど本部事務所を移転致しました。
     これまでの本部事務所は、法人化後10年に亘って、会活動を支えて参りましたが、この10年で、厖大な資料の蓄積もあり、今後の活動を強化する上での移転です。
    旺玄会 新事務所  新事務所は、現在の本部事務所とも近く、JR上野駅からは徒歩10分の位置にあり、東京都美術館での展覧会開催基地として、絶好の立地に恵まれております。
     新事務所には、9月21日に移転を完了し、整備を進めた上で、10月1日から次年度第88回旺玄展の準備業務を開始する事になっております。
     当面は会務の充実が主ですが、将来的に出品者参加の研修等の可能性もあります。
     なお、旺玄会は画家の集団ですので、平素は常駐者を置いておりません。
     従って、ご来訪の際や、大型郵便物、書留郵便物等を送付される際は、予めお電話下さいますよう、お願い致します。
     また、移転を機に、窓口となる電話番号も変更致しましたのでご注意下さい。但し、これまでの窓口番号「080-5382-1933」は、片山副理事長の直通電話になりますので、引き続きご利用可能です。

    (新事務所)
    ・住  所  〒110-0015  東京都台東区東上野6丁目23番5号
                      第二雨宮ビル 7階 702号室
    ・電  話  080−4855−3767(公式代表番号)
    ・F A X   044−988−6603 (変更ありません)

    「上野駅 JR 入谷口から新事務所へのガイド」はこちらからご覧ください。
    ◆ 緊急事態宣言下、コロナに負けず
      3会場分散で開催した第87回旺玄展
     昨年第86回旺玄展を中止に追い込んだ新型コロナウイルスの脅威は、本年も継続する中で、旺玄会では、早くから万全の防疫体制で臨もうと、着々と準備を進めて参りましたが、搬入日の直前に緊急事態宣言が5月31日まで延長され、第87回旺玄展は、今年も東京都美術館での開催が出来なくなりました。
     しかし、美術館地下での搬入、審査、作品写真撮影等の活動は、滞りなく実施することが出来たことから、いろいろな可能性が生まれました。
     新型コロナ禍の影響で、搬入数は今一つでしたが、10歳台、20歳台など若い作家を含む作品の水準は、例年を上回るものがあり、会にとって、明日に繋がる明るい希望を与えてくれました。
     ステイホームの中、精魂傾けて制作されたこれらの作品を、無駄にしない方法はないかと検討を重ねた結果、全入選作品を分散展示することと致しました。
     即ち、東京都美術館での展示は出来なくなりましたが、会としては、巡回展のために、愛知県美術館、大阪市立美術館に展示スペースを確保しており、それに加えて第30回の記念展を迎える旺玄会埼玉支部が、埼玉県立近代美術館に広めの会場を予約しておりましたので、「1人・1作品・1会場」の原則で、全入選者を3箇所に分散展示するというものです。
     その結果、名古屋展が6月23日〜27日、大阪展が7月14日〜19日、埼玉展が7月27日〜8月1日に開催され、この状況下、観客数が心配でしたが、各会場とも予想を上回るお客様に見て頂くことができました。
     ただ今回は、本展の分散開催という形を取ったため、従来の巡回展で、お馴染みだった作品が見当たらない、というお客様の声も一部ありましたが、それを補う新鮮な作品も並んでおり、いずれの会場も大変好評でした。
     東京オリンピックが無観客で開催されたと同様、旺玄会が、展示会場を分散することで、第87回旺玄展を開催したことは、新型コロナの脅威に負けなかった事例として、密かに誇りを感じております。
     その「分散実施」の記録と全受賞作品の写真は、このホームページ上でも紹介されておりますので、是非お目通し下さい。
     なお、次年度第88回旺玄展は、令和4年5月20日〜27日、東京都美術館で盛大に開催する予定で、既に準備を始めており、意欲ある作家のご応募をお待ちしております。
    ◆ youTube で、継展とABIHC展が紹介
      令和3年、コロナ禍収束後の世界は、どう変わるか
     12月初め、千葉の辰巳くにか会友によるyouTube で、継展とABIHC展が紹介されました。コロナ禍で出かける事のできなかった方も、継展、ABIHC展を見ることができます。ゆっくりと音楽を聞きながら。是非、ご覧ください。
     
    継展
     
    ABIHC展
     
     継展については、この前のTOPICSで紹介しております。文字通り“次世代に繋ぐ目的”の展覧会で、コロナに沈滞しがちな時期に、期待以上の観客を集めました。また、ABIHC展とは、千葉旺玄会の有志の方による展覧会です。
     2020年は、コロナ禍に翻弄された年でした。それゆえに、様々な会議、講演会はTV会議・講演会となりました。
     展覧会もそうです。開催がなかなかできない中、東京支部の大塚誠会員による『個展の出前』や『時空を超えての作品展(東京支部)』が紹介されました。全く想像を超える展覧会でもありました。辰巳くにか会友のyouTubeと同様に、あっという間にその利用が広がったと感じました。パソコンやスマートフォンによる絵の鑑賞が加速されました。もちろん、会場での鑑賞にはかなわないにしても、多くの方が気軽に鑑賞できることは素晴らしいことです。
     コロナで大勢のお客様に足を運んで頂けない状況下、旺玄会ではインターネットを使って多くの方々に、ご覧頂く努力が実を結びつつあるようです。これを足場に、第87回旺玄展は、コロナに負けない展覧会とすべく、準備を進めています。
    ◆法人化後10年、更なる高みを目指す
      旺玄会の新しい体制がスタート
     去る10月25日、一般社団法人旺玄会の令和2年度定時総会及び令和3年度第1回理事会が行われ、新しい理事会が発足致しました。
     その結果、理事長には、斎藤寅彦現副理事長が就任、副理事長期間を含め、法人化の以前からトップの座にあった松田敬三現理事長は、理事・名誉会長に、勝俣睦現理事・名誉会長は、理事・相談役として、大所・高所から会を支える体制となりました。
     その他、これも法人化以降10年間、事務局長を努めた片山聖三常任理事が副理事長に就任、理事長を補佐することになりましたが、今後は事務局長を置かず、複数の常任理事が、事務局業務を分担し合う体制となりました。
     これは、過去の10年間が、いわば、法人移行後の組織を、時代の推移に対応させ、着実に軌道に乗せる段階であったのに対し、これからは、その土台の上に、良き伝統を継承し、更に新しい時代に相応しい柔軟な体制へと移行する狙いがあるといえます。
     個々の人事については、このHPの「本部・支部連絡先」と「法人公告」の「組織」に掲載されておりますが、良き伝統を次世代に繋ぐことと、更なる飛躍を目指すことが、新しい理事会に求められる課題であると思います。
     11月23日〜28日、東京銀座の「ギャラリー暁」で、そうした次世代に繋ぐ象徴的な展覧会が開催されました。
    第2回「継展」がそれです。(ギャラリー暁のHPに全作品が紹介されております。)
      「継展」は、文字通り、次世代に繋ぐ目的の展覧会で、第1回は、2年前の平成30年10月に行われましたが、この時は、レベルの高い作家が、何時もの作品を並べていると言った印象でしたが、第2回の「継展」では、何時もの作家が、何時もの作品ではない、それぞれ一歩先を行く作品を展示しており、コロナで沈滞しがちの美術界にあって、一際光彩を放つ展覧会として、期待以上の観客を集めました。
     法人化10年、「画の探求、我の調和」活動も10年、旺玄会が目指してきた方向は確実に前進しており、更に大きな目標に向かって動き出していることを、象徴するような展覧会でした。
     その勢いを令和3年5月20日〜27日、東京キ美術館で開催される第87回旺玄展で結実を目指しますので、ご期待下さい。
          継展                                旺玄会 感染防止ステッカー

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